自動車クラッシュテストを兼ねた滝見物 =アゼルバイジャン、ラマラマの滝=

アゼルバイジャン、ラマラマの滝



車をクラッシュテストしながら滝見物


自分の車をクラッシュテストしないほうがいい、と旅人は言った。
アゼルバイジャンのラマラマ(あるいはラムラマ)の滝は到達が困難な場所である。高地への道はかなり難しい試練を通過しなければならない。
道路は砕けた石でいっぱいだ。普通の自動車で行こうものなら、自動車の底に石が当たって車体に深刻なダメージを与える。この過酷な試練は旅人には深刻であっても、地元住民はこれをビジネスチャンスとして活用している。
旅人は案内人が待つ停車場で一旦車を降り、そこで案内人の車へ乗り換えて旅を続ける事が出来る。案内人の自動車のフロントガラスには石の衝撃で穴が空いていた。
今ではその試練もアスファルトで塗り固められ、この問題は一部解決されたという。
夏の暑さにもかかわらず、ラマラマのには信じられないほどの涼しさがある。 水域の豊かさと多様性は、川、湖で構成され、観光客だけでなく地元住民の間でも非常に人気のある滝の存在が特徴である。
夏になっても中の水は氷のように冷たい。
高所から水が落ち、様々な方向へ飛沫する。夏の明るい太陽の下、水晶のようなおすそわけを旅人にくれるのだ。

河口で三角州ができる様子を見てみよう

何故河口に三角州があるのか



川の三角州はおへそ


人類は二種類に分けられる、おへそが出ているか、いないか。
河川の河口を人体のへそにたとえ、河口で三角州ができる様子が解説される。
二つの偉大な反対勢力、土地と水。この二つが常に押し合って河口の形を形成していく。
世界中の河川の三角州は、ダムの建設、気候変動による海面上昇
、人間の活動によってどのように影響を受けるのか。
人の文明は川の三角州に依って出来たものである。我々、現代に生きる人類が注意を払わなければ、最初に文明が出来た場所を失うことになるかもしれないと、解説者は警鐘を鳴らす。

https://search.yahoo.co.jp/video/search?ei=UTF-8&p=三角州 どのようにしてできる?
にて、この記事を掲載していただきました。

どうして川は曲がるのか =牛の角の湖=

どうして川は曲がるのか



川が取り残されて牛の角の形になる


最初に表題のような「牛の角の湖」という地名は(地上をくまなく捜せば見つかるのかもしれないが)無いという事をまずことわっておかなくてはならない。
河川のカーブの形成が進むと極度に曲がった部分が同士が近くなり、ついには水量が増え氾濫したしたときにそれらは繋がって川のラインがショートカットされる。そして元々川が流れていた部分が取り残されて湖となる。
これが牛の曲がった角の形に似ているため、牛の角の湖と呼ばれる。牛の角の湖は地名ではなく、地形形成のひとつのパターンの名称なのである。

川に潜ったり寝そべったり =グアテマラ=

エルチャピン、ポロチク川



私たちの美しいグアテマラ


少年達が遊ぶのはエルチャピン近くのポロチク川だろうか。地図で見ると曲がりくねった川に浅瀬が続くようで、少年達ののびやかな情熱を解放するには格好の楽園である。
国際ニュースに目を向けると、グアテマラは少年犯罪や犯罪による未成年の死亡数が世界2位と治安は決してよくない。そんな国だからこそ、映像で見る少年達の屈託の無い笑顔が尊いものだと余計に感じられる。

若者達は空の目を失った =ブラジル マクンバの滝=

マクンバの滝



滝の空撮を試みる


たくさんの人々がこのマクンバの滝を訪れる。彼等撮影チームもその中である。
危険が感じられるので紹介は後半から表示するようにした。賑やかな若者たちはドローンを携えて、高低差のある林間の道を行く。目的地点まで到達し、ドローンを飛ばし上空からの壮大な景色を提供する。
が、ここでトラブルが発生した。
彼等は徒歩で岩場を渡り奥へ目指し、への接近を試みる。美しい滝の姿を間近に見られて、結果、このほうがよかったのではないか。


マクンバの滝


現地の宗教的な言葉に由来して、マクンバの滝と呼ばれる。リオデジャネイロの中心地からとても近くにあるようだが、映像で見てわかるとおり、そこまで到達する道は決して楽ではない。
その他の紹介では、到達距離1km、所要時間25分、到達難易度:簡単、とある……。

川の流れの自然音、川の流れの中に居る感覚

穏やかな森林の川



川の自然音によるリラクゼーション


緑豊かな緑の森と流れる水の景色、背景には鳥が歌う。
緩やかな流れのやさしい音が心身をリラックスさせてくれる。
「ビデオ内のすべてのサウンドはその場所の元のサウンドであり、余分なサウンドは追加されていない。より明瞭でよりバランスの取れた生産的な状態を可能にする」
と投稿者によって紹介されている。

ナイアガラの滝 - 内部から見える。 滝の下で泳ぐ!

ナイアガラの滝



ナイアガラの滝に接近


視界が見えなくなるほどの大きな飛沫に旅人達の高揚感は高まるばかりだ。
ツアーに参加する旅人達が船でナイアガラのの下を進む。
明らかに風が強い。旅人達がカッパがわりに纏(まと)っているビニールが、ばたばたと激しく煽(あお)られている。
船はさらに大瀑布に寄せてゆく。
ついに旅人達は大瀑布の飛沫にすっかり包まれ歓声をあげた。

[公開終了] 閲覧注意(ヘビ)、青ナイル川は単なる支流にあらず

ファラオの川、青ナイル川



青ナイル川の生態系


ファラオの川、青ナイル川。
青ナイル川は、エチオピアのタナ湖を源に発する川で、白ナイル川とともにナイル川の支川を形成している。
雨季には、主流よりも強力になり、未開の地への輸送を担う、この川に畏敬の念を込めて、青ナイル川、ブルー・ナイルと名づけられた。この川で運ばれてきた荷物はエチオピアの高地で源泉からさらに遠くまで運ばれていった。
ワニ、キリン、カバ、ゾウ、ガゼル、ヒョウ、レイヨウ(羚羊)など全ての動物が川に頼って生存していて、旅人はナイル川のこの象徴的な生態系を観察する事ができる。
三角州の地域には8000万人以上が暮らしており、世界で最も長い川の定期的な洪水に影響を受けている。

アウトドア、漁師のクラブ

エニセイ川の漁師達



釣果は上々


漁師活動のクラブがある。そのクラブ名をアバカンという。
エニセイ川の源として発するビー=ヘム川。この上流に全幅が10メートルを超えない場所がある。ビー=ヘム川は、またの名をボルショイ・エニセイ川という。
偉大なるエニセイが水を鼓動させ、狭く険しい岩の裂け目の上に飛沫が舞い、そこに虹の橋が架かる。
漁師のグループは川くだりのために、旅路を急ぐ。
川釣りの釣果は、川に返されるものあり、漁師達の胃袋に収まるものありと、様々であった。

バスに揺られてウクライナ =ウクライナ ヤレムシュ=

カルパチア国立自然公園



バスでヤレムシュを目指す


旅人はヤレムシュ郊外にある美しい滝を訪ねる。
旅はヤレムシュまでのバスに揺られる所から始まる。そして旅人はヤレムシュの滝の岸辺の地を力強く踏む。

ヤレムシュの街


ヤレムシュはプルート川のほとりの山間にある、絵画の中にあるような低山のリゾート地である。
ヤレムシュの最初の歴史的な記念碑は1787年のものだ。この記念碑の伝説は、ヤレムシュの名前が最初の定住者の名前に由来する、とある。
この町は1894年にオーストリアからハンガリーの工業地帯への木材の輸出を目的とした鉄道の建設で、急速発展を遂げた。
さらに時代を遡ると、ワルシャワから人々の休日の保養地としての街の存在が見える。現時点のヤレムシュは、この地方の最も有名な観光地の中心という位置づけで、1980年には、ウクライナでは初めてのカルパチア国立自然公園が設立された。
市民は民俗習慣と儀式を受け継いで生活している。

関連するピンタレスト

『バスに揺られてウクライナ =ウクライナ ヤレムシュ=』

川面に空いた穴がユニーク =コロンビア サンタンデール県ラスガチャス=


それはコロンビアのサンタンデール県のグアダルーペ市に位置している。紹介文ではグーグルマップ参照と書かれているが、コロンビアだけでグアダルーペは三箇所も見つかった。
水深が浅く川底が見える川である。その川底にいくつも穴が空いているのだ。しかも穴は一つではなくあちこちに同じような穴が空いていて、穴の奥底に水が流れてゆく。
こうした自然が形作る驚異の中に、水着になって入り込む旅人の姿がここの恒例であるようだ。何か潜んでいるような気もするので私は遠慮したい。

ゆっくりと川面を歩く

川面の映るリラクゼーション



川の水面を通って


身体、心、精神のための平和と弛緩。作者が視聴者にプレゼントしたいイメージである。
視点が見える先の異なった世界に連れていかれる前に、我々は未知の方向に自らを浮かばせ、驚きや、感性、不確実性を内に持つ。
視界に映る世界と一体となったとき、川面の反射する空の上の世界は我々自身の姿になる。
好感的な驚きによって心に慰めを与えられながら、ゆっくりと、しかし確実に水の道に歩は進んでゆくのだ。

自然の怪物、川の妖精はすべてを呑み込む =ラトビア共和国ダウガヴァ川=

ラトビア共和国ダウガヴァ川



川の渦が全てを飲み込む


増水したダウガヴァ川に奇妙な穴が発生した。それは渦を巻いて川に流れる木々や、氷の破片まで次々と飲み込んでゆく。
ダウガヴァ川は、ロシアのヴァルダイの丘に始まり、ベラルーシ、ラトビアを流れ、リガ湾でバルト海に注ぐ。
この穴が発生したのは、その流域のラトビアのダウガフピルスを通る箇所だという。
この下に坑道が通っているらしく、そこと川底が繋がった事により水が流れて、この現象に繋がっているとの説が有力だ。