渋海川防災安全工事20171120既設サイフォン撤去

20171120渋海川広域河川一級(防災安全緊急)既設サイフォン撤去工事


FMながおかによって、道路を作り、橋を作り、環境を守り、災害時に活躍する建設業者、土木業者が、安心・安全・快適で住みやすいまちづくりをする人たち「タウン クリエーター~Town Creator~」として紹介されている。
渋海川の高水護岸工事の工程、概要がタウン クリエーターへの取材を交えて解説されている。

工事と取材の現場

新潟長岡市南新田地内渋海川右岸部。目立つ施設としては、近くの長岡東西道路404号線フェニックス大橋がある。渋海川から右岸、信濃川から見て左岸の場所、渋海川と信濃川が合流する地点で取材を行っている。

工事の内容

前年度の既設サイフォンの撤去工事に引き続き、延長約40メートル分、サイフォンの取り壊しを行う。また新堤防の築堤に伴い旧堤防を撤去し、河川流の地盤として適切な高さまで掘削を行う。

サイフォンとは

川の下を通る用水路がサイフォンであると認識してよい。堤防の上の高さから一旦下がり、川の下を通って対岸で再び上に上がって流れる。水圧で水を流すためその部分だけ低くなっている。

この工事の目的

新潟長岡市南新田地内渋海川右岸部
新潟長岡市南新田地内渋海川右岸部
渋海川は旧小国町および、越路町長岡市を流下し、信濃川に合流する流域面積327.7平方キロメートル、流量延長80.2kmの一級河川である。昭和53年6月の梅雨前線豪雨により溢水(いっすい)、破堤が生じ、渋海川流域で甚大な被害がした。この事から昭和54年より事業に着手し、下流から河川整備計画流量1200立方メートル毎秒の流下能力確保に向け、事業を実施している。

この工事によってもたらされる今後の利便性

河川整備計画流量1200立方メートル毎秒を安全に流す事が可能になり、それによって溢水(いっすい)破堤等の災害防止につながる。

最後に、ヤング・タウン・クリエーターは、天候やその時の状況によって現場や作業内容の変更があり苦労もするが、日々頭を使い色々と工夫し安全を第一に考えてやっている。この仕事の最大の魅力は出来た物が形として残る事と、皆さんの生活の一部として利用される事であり、苦労した分だけの達成感あるのでがんばっていける、と語った。

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