川面の映るリラクゼーション
川の水面を通って
視点が見える先の異なった世界に連れていかれる前に、我々は未知の方向に自らを浮かばせ、驚きや、感性、不確実性を内に持つ。
視界に映る世界と一体となったとき、川面の反射する空の上の世界は我々自身の姿になる。
好感的な驚きによって心に慰めを与えられながら、ゆっくりと、しかし確実に水の道に歩は進んでゆくのだ。
【河川、滝の関連動画】 澱まぬ川の流れはそれ自体が力である。 ときにはその力は人の営みに牙をむいて全てを持ち去る。 しかし『大祓詞』に「速川の瀬に坐す瀬織津比賣と言ふ神 大海原に持ち出でなむ」とあるように、人は川のこの浄化を敬慕してやまない。